労働者災害補償保険編(前十字靱帯損傷 その7)

ACLサポーター

ACLシーネ

 とりあえず石膏ギプスを取ってからしばらくは、取り外しのできるマジックテープ式のギプス?副木?シーネと呼ぶ白い防寒着のようなものを足に巻いて生活することになります。

プロテクター

 お風呂に入る時や寝るときには取り外せるので便利でした。

 なにしろギプスですと、石膏でできていたので濡らすわけにはいかない。濡らさないようにビニールで厳重に巻いてお風呂に入り、出るときは逆に外さないといけない。それでも隙間からいくらか湯は入り込むし、石膏の下に巻いてある綿が微妙に濡れて気持ち悪い。そんなことも我慢しなくてはなりません。

 ただ、簡易的になるとそれなりにデメリットもあり、寝るときは体を横にすると足が浮くので危ないですから、サポーターをつけて寝るようにしていました。

サポーター

 2週間くらいこの物体を足に巻いてそろそろ飽きてきたころ、本格的な前十字靱帯損傷用の医療サポーターを作ることになりました。前十字靭帯は、身体が前方向に進む際に関節が前にずれ込まないように支えている靱帯ですから、関節そのものが動かないようなサポーターが必要です。市販品のものはmm単位で足の太さ形が違う部分を解消しませんので、専門家が細かく微調整して使用できるようなものが必要です。

医療用サポーター

 これはけっこう高額です。ドラッグストアで売っているようなサポーターは高いものでも1万円はしませんが、これはな・な・なんと3万5000円でした。病院で検寸して金具の調整をしてもらうため専門の業者が毎週火曜日に病院に来ているのでその時に採寸してもらう手はずです。

 悲しかったのはこのサポーターの費用は最終的には保険から出るのですがいったんは費用を自分で立替えないといけなかったのです。

 しかも、それから社会保険に請求して1ヵ月半後に支給となるそうです。

 幸か不幸かとりあえず8月のことでしたので8月10日はボーナス支給の日でしたからなんとか立替えることができましたのですが、いつも綱渡りの生活です。

 ただ、盛夏の候です。夏にサポーターを巻くのがいいのか悪いのか・・・。

 私は夏には迷わず半袖を着る派です。なんか暑いのに長袖のカッターシャツにこだわるサラリーマンの心境が信じられません。見てる方が暑苦しい。制服信奉者は、形だけ入って見かけばかり気にしているようですが、中身のない社員では本末転倒です。

 当時私は団地販売ではなくマンションのモデルルームでの営業担当でしたので、冷房完備だったのが唯一の救いでした。しかもモデルルームは住宅団地と違って、そんなに大きくないので歩きまわらなくても良かった。手を伸ばせば何かがあったので営業中も松葉杖なしで仕事ができたのです。

 来場者を案内するときも、ゆっくり歩けば健常者と同じようにモデルルームの中を行き来できていました。

 それから1年間少しずつ松葉杖を手放し、暇さえあれば膝の筋肉をつけるリハビリを続けたのでした。といっても、椅子に座って、足を上下するだけの地道なリハビリです。

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