労働者災害補償保険編(前十字靱帯損傷 その2)

Wの衝撃

 「すいませ~~~ん!!! 」

 あっけらかんとした表情で無邪気に「滑り込んだら体育館の床が想像以上に滑って止まりませんでした。」と私に謝るのです。

 どうやら、戻ってくるときに格好をつけてスライディングをしたら止まらないで私にぶつかったみたいでした。

激突

 ひざの関節のピンポイントにあたったのでしょうか。

 ちょっと息ができないくらいの痛みが走りました。

 1分くらいこらえていると痛みに落ち着きが戻り我慢できる程度になりました。

 「大丈夫みたいです。」そう審判に声をかけて試合が再開しました。

「そ~れいっ!!」

「よしっ!!」

「バッシーン!!」

「そらっ!!」

「ゴキゴキゴキゴキゴキゴキっ!!」

 私の前にボールが飛んできたので足を前に踏ん張ってボールを上に打とうとした瞬間ものすごい音が体の中を駆け回り私は左側に転倒したのです。

 完全に膝が崩れたのを感じました。

ひざが崩れる

 骨折歴が3回ほどある私はこの感触の後にやってくる激しい痛みを予想し微動だにせず足を手で押さえて激痛に備えました。

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 一番覚えているのが、中学生のころ父とでかけるため、くるまをガレージから出す間に家の前に立っていたら、内輪差で前輪に足が巻き込まれ、思いっきり足がねじられ足首に強烈な痛みを感じたことがありました。

 この痛みは、足の痛さよりも、強烈な吐き気を覚えたことを覚えています。

 足首が腫れあがりました。

 そのまま病院に連れて行かれ、レントゲンを撮影して医師が

 「関節にこんな感じでヒビが入ってますね。すぐ手術しましょう。」とその日の午後には手術台の上にいたことがありました。

 このとき局所麻酔での手術でしたが、先生が麻酔の効いてない場所からメスを入れようとしたので

「痛っ!イタっ!いたいっ!いたたたたたっ!」と言うと

「おお!すまんすまん!」といいながら麻酔を追加で打たれました。

でもメスで切られるより麻酔の方が痛かったです。

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 「大丈夫か???」上司が声をかけてきます。

 「膝が死んだみたいです。動けません。」

 「担架を持ってこい。」だれかが指示をしています。

 私はひたすら骨折をした時に来る激しい痛みと吐き気を予想して静かに迎え撃つ体制を整えていました。

 担架がやってきて問題が一つ起きました。

 私は今、自力で動けません。

 私は身長180cm体重95kg。

 誰も私を持ちあげられないのです。

おでぶちゃん

 しかたなく担架を横に置いて膝を絶対動かさないように支えて転がるように担架に乗りかかりました。

担架

 4人がかりで担架を持ち上げ退場です。

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