ヒューマンドキュメント生命保険編(15)

脱腸(ヘルニア)7 そして再手術

 手術当日、車で病院に行きました。一泊なので、管理人さんに明日出庫する旨を伝えて受付に向かいます。

 受付で健康保険証を出して手術を受けにきた旨を言い、椅子に座って呼ばれるのを待ちます。

 昨夜から断食状態ですので、何も食べてないことを確認をされてから、別室に通され、まず麻酔のアレルギーテストを受け、お尻に抗生物質なのでしょうか筋肉注射を打たれしばらく待たされます。

 「今日は、これからこのヘルニアを起こしているお腹の穴にこれを使って塞ぎます。」とメッシュでできたお椀型のプロテクターを見せられました。これを固定するのに一周、お腹の肉に縫い付けますので、目が覚めるとこの直径の円で痛いと思います。次第に慣れますが、触らないように、痒くなるので掻かないように、痒くてたまらなかったら看護士を呼んでください。痒み止めを塗ります。掻くとせっかく縫ったのが外れるので気をつけて。」

と何度も何度も念を押されました。

 判ったという表情を確認すると、看護士さんに手術室に入るよう言われ、自分で歩いてテクテク、先導に従って手術室に入ります。少し寒い。以前の手術室と同じです。手術台は少し狭いかな、そこに仰向けに寝るよう促され、落ちないように横になります。

 点滴が始まり、執刀医が入室してきました。手術着ですが、トイレによくあるようなサンダルばきで、一見ガニ股のような出立ちでご入場されました。

 麻酔科医が頭の上から「じゃあ始めるよ」と酸素マスクを口に被せ、「1・2・3」と数え始めるとストンと意識がなくなりました。

 「起きてくださ〜〜い。お〜〜〜い!聞こえますかあ〜〜〜?」

 無理矢理起こされます。胃カメラ飲む時も麻酔を使ってもらうのですが、あの起こすときの無神経な呼声はどうにかならないですかねえ。いろんな県に転勤してその場でいろんな検査や手術をしてきましたが、どこも同じような起こし方しますが、あれ、正直不愉快です。目が覚めるまで寝かせてもらえないのですかねえ。

 起こされて、早速こちらの事情などお構いなしに手術の説明が始まります。

 「最初に説明したように、グルッと縫っているので掻かないように。」

 「はい!」と言いながら、お腹をさすります。

 「揉むなっ!」「って言っただろう?」と怒られます。

 「はい!」と気まずそうな顔をします。

 「今夜は痛いから、鎮静剤を飲んで寝ること。」「明日目が覚めて歩けたら帰っていいよ。」と言い、執刀医は颯爽と部屋を出ます。

 「カッコいい!」

 そして、私はずっと気にしていたことを確認しました。

 「あぁ〜っ!」

 やはりありました。尿道カテーテル。

 やっぱりするんだあ。いつ外してくれるのかなあ。取り敢えずは入院する病室まではそのままストレッチャーで連れて行ってくれるということなので、これを差したまま、他の人がいる前を通って病室まで運ばれるのかな。。。という心配はよそに、その通りでした。

 結局前の手術みたいに気道挿管はないので術後の苦しさはありませんでしたが、尿道カテーテルは動けるようになるまでは、トイレにも歩けないので半日つけたままでした。

 やっと外してもらえて、テレビを観る余裕も出てきました。

 「最近はこんな時間にテレビを観ることなんかなかったなあ」と思いながら、ドラマを観た一夜です。病院なので22:00には消灯なので、強制的に消されましたが・・・。

 翌日、歩けることが確認できて退院することになりました。

 精算のため会計に向かって、医療費がいくらかかるんだろうと、ドキドキしながら請求書を見ます。

 ¥130,000ー???

 「あれ?」「130,000円の自己負担だったら、40,000か80,000円ぐらいとかじゃないんですか?」

 「ええっと、ご年収区分から自己負担額は167,400円プラスαぐらいですよ。」

 「ガーン!!!!!!!!!!」

 盲点でした。前回手術した時の年収は400万円くらいの年収のとき。

 今は700万円ぐらいでした。

 クレジットカードも使えないとのことで、「ちょっとお金おろしてきます。近くにセブンイレブンありますか?」

お金おろしてきます。近くにセブンイレブンありますか?

 「駅のところにありますよ。」と痛いお腹を押さえながらお金をおろしてきて支払いを済ませました。

 「帰ってさっさと生命保険の請求をしようっと。」と渋々支払いを済ませて帰路につきました。

 翌日、何事もなかったかのように出勤して衝撃が走ります。

・●●地区本部地区本部長 ●● ●●を▲▲地区本部長に委嘱する。

・■■地区本部地区本部長 ●● ●●を●●地区本部長に委嘱する。

 休んでいる間に、上司が変わっていました。

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交通事故の示談交渉等は、経験豊富な専門家に相談しましょう。

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