ヒューマンドキュメント生命保険編(9)

脱腸(ヘルニア)2 ソウル観光

 インチョン空港からバスでソウル市内までやってきました。バスの中から見るソウルは、日本と大差がない感じです。

 取り合えず、夜はみんなで焼肉。ホテルをチェックインして、夕方に全員がロビーに集合して、徒歩で近くに予約した店にいきます。

 普通に座敷で、長テーブルに焼肉セットが置かれ、日本の宴会とほとんど変わりがありません。焼肉目当てで来てるのですから、死ぬほどお腹いっぱいに食べますが、見慣れないものも多く、また当時日本で大人気だった漫画美味しんぼで、韓国でニンニクを食べまくる回がありましたが、そこまではしないものの、本場のキムチをがむしゃらにいただきました。チシャの葉っぱに肉を巻いて食べるやり方や、大きなカルビを焼いてからはさみで切って食べるやり方は、日本にはまだ馴染みがない食べ方です。海外に来たって感じでした。

韓国焼肉

 ホテルはあのロッテホテルです。名前だけは聞いていましたが、ロッテって日本の企業だと思い込んでましたので、意外でした。

 なにしろ高級ホテルですので、マナーも必要。

 しかし何も知らない日本人は、朝に浴衣と、スリッパで朝食ラウンジに行き、ホテルマンに追い返されます。

 「浴衣でスリッパだめなんだ???」

 温泉旅館に慣れている日本人には理解できません。というよりだめならそもそも、こんなもの置いておくなよ感覚です。

 仕方なく着替えてリベンジ朝食。作り立てのオムレツとカリカリのベーコン。パン。味噌汁・・・?味噌汁があるの???

リベンジ朝食

 日本人がいかに観光のターゲットであったかという時代です。

 その日は、東大門だとか、韓国映画で出てくる宮廷のようなところを歩き回り、夜に参鶏湯なる食べ物を探しに夜の街に繰り出します。同僚がどうしても参鶏湯を食べたいというので付き合ったのですが、店を探す間に、ソウルは屋台が多いことに気づきました。

昼間は煮物のような白いおおきなイカのような丸い棒がケチャップソースの中に入っているような食べ物を、老若男女問わず、お昼ごはんに食べている現地の人々をよく見かけましたが、夜になると、メロンやスイカを串に刺したものだとか、焼き鳥のようなものだとか、いろいろな屋台がどこからともなく湧いて出てくる感じです。

 福岡市の屋台のようないで立ちです。

 美味しそうなので、スイカの串を一本買って、かじりながら店を探します。

 おそらくですが、同僚が指摘するのが、これが自殺行為だったのかもです。

 参鶏湯の店でもまたキムチを爆食いです。

 肝心の参鶏湯もしっかりいただきました。鶏料理だったんですね。

 「サムゲタン」という音しか聞いてなかったので、何の料理なのかさっぱりわかりませんでした。丸ごと一羽になにか詰め物をした煮物という感じです。

 不味くはありません。日本の水炊きよりは、スープに様々な味が入り組んで大陸の世界観を感じる料理でした。

 さて、お腹いっぱい食べて、ホテルに戻り、地獄がその夜に待っていたのでした。

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