アメリカンエキスプレスゴールドカード(AMEX)
クレジットカードのうち、色の違うカードがあることにお気づきでしょうか。
例えば、身近なものでゴールドカード。
飛行場のラウンジで、ゴールドカード以上の保有者だけ無料で利用できたりするカードです。

これは利用料をカード会社が負担してくれるサービスの一環ですが、ゴールドカードの年間手数料は1万円~3万円当たりの手数料が必要ですので、こういったサービスの原資となっています。
こういったサービスに加えて、宿泊先のホテルでチェックアウト時間を夕方まで引き延ばせるものが付帯するプラチナカードであるとか、超VIPしか持つことのできないブラックカードなど、他人とは違う自分を演出するアイテムが満載ですが、年間手数料も16万円だとか50万円だとか、サービス料もVIPです。たまに、スーパーのレジでプラチナカードを使っている人は見かけますが、ブラックカードは一度だけ、病院で上品な和服を着たマダムが使っているのを見たことがあるだけです。
飛行機の乗る順番でも、航空会社の発行するクレジットカードのランクによって、何もない人とは違う保安検査ルートを通って、ほんの2~3分だけ先に搭乗できたりする優先搭乗の権利を持つものがあったりします。
そういったステイタスに価値が見いだせる人は、それに見合った手数料を支払えば、一般庶民とは違った好待遇を受けることができるようですが、ラウンジの利用は、飛行機を頻繁に利用するような方にはかなり便利です。待つ場所でフリードリンクがあってゆっくりできます。ソファーもあればPC電源もあります。
ところでアメリカンエキスプレスカードには、ベースとなるグリーンカードがありますが、このデザインは有名ですね。まあ私には夢または夢のようなカードでしたが、ある日からメルマガにアメリカンエキスプレスゴールドカードのキャンペーンといったものが頻繁に届くようになりました。
クレジットカードの申し込みで、グレーゾーンの人たちの鉄則ですが、カード会社もある程度会員を増やさないと商売にならないため、1年の一定の時期に、審査が緩やかになるときがある傾向があります。経営者などなったこともなく、会社勤めで、役職者になったこともない、しがないサラーマン生活が板についている私には、アメリカンエキスプレスゴールドカードかぁ~と雲の上のような存在に日々ため息をつくばかりでした。ただ仕事柄日本全国を飛行機で出張することが多く、ラウンジに入って時間を待つ人たちがとてもうらやましく見えたものでした。
カード会社キャンペーン例
あるときリンクを辿って、申込条件を見ましたら、年収600万円以上・・・と色々書いてあったのですが、全部クリアしているなぁと思っていました。そうなると調べまくります。口コミをくまなく探します。そんな中で気になる書き込みを見つけました。
「アメリカンエキスプレスは、日本のカード会社と審査基準が違います。商売になるなと思ったら、日本の会社だとNGでも審査が通ることがあります。逆に完ぺきな与信であっても通らないことがあります。まったく基準が判らない会社です。」
「アメリカンエキスプレスは、グリーンカードのほうがゴールドカードよりも審査が厳しいようです。グリーンカードはなかなか通らないみたいですが、ゴールドカードは『あれ?』って思う人が持っていることがあります。」

「そうなんだあ~。」「どうしようかな~。」
アメリカンエキスプレスカードの特徴として利用限度額の設定がないことが挙げられます。実際には、その人のもともとの与信に基づく枠は社内的にはあるのですが、どちらかというと、よく利用する人には、その利用実績に基づいて柔軟に限度額がアップしていて、あまり利用しない人は、急激に普段と違う利用されないよう限度額が下がっていて、よくある国内のクレジットカードのように、請求書などに利用限度額の記載がないカード会社です。
勤務先の会社がダイナースカードと提携して一躍プレミアムステイタスカードに注目が集まりました。なにかこんなカード持っていたら、世間から違う目で見られるのかなあ、お店で使ったら、お店の人が一目置いてくれるのかなあ。ステイタスカードはこんな自尊心をくすぐるアイテムなのでしょう。もともとキャバクラだとかそういった飲食店には興味のない私には、持ち上げてくれるような馴染みの店員もいません。本来無用の長物なのですが、腕時計が気になりだしたら、どんどんブランドの腕時計を買ってしまう心理と同じく、欲しくて欲しくてしかたなくなるものですが、人間とはそれほど承認欲求が強いのでしょうか。
アメリカンエキスプレスカードもかなりお高いイメージのカード会社なのですが、実は目ざす姿が「普段使いのクレジットカード」だということです。少額でも日々アメリカンエキスプレスで決済してくれるような顧客を大事にする社風があるようです。こういったところに審査基準の違いがあるのではないでしょうか。
年間手数料31,900円。これだけでも結構痛い出費になりますが、逆に審査が厳しくて雲の上のようなものなので、通ることに価値があるかと思い切って申し込みをしましたところ、すんなり発行されて、拍子抜けしました。カードが届いた日には、手が震える思いで封筒を開けて、本物が入っていることに興奮したものです。
QuickPay、ApplePayとリンクさせて、本当にスマホ一つで普段使いをしているうちに、出張にも利用しますので月の利用額が80万円だとかどんどん膨れ上がり、プラチナカードのInvitationまで届くようになります。
アメリカンエキスプレスカードはこのような上級カードはInvitationが届くことでグレードアップできるのですが、年間手数料が16万円で、サービスの中心が海外旅行の時に有利なものが多く、国内出張はあるものの海外に出ることは皆無なため、年に2回くらい届くInvitationを次の目標として、いまはただただため息をついて眺めるばかりです。
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